創設間もないアシストの人材派遣業で、人材の採用や育成、派遣先との調整に奔走。育休復帰後に配属された人事部では、人材派遣の経験を活かして「年末調整キャラバン隊」の立ち上げを指揮したほか、社内の研修プログラムを構築。また育産休担当者として時短勤務者と会社の調整役を担当するなど人事に尽力する。経営企画を経て、現在は総務で組織全体の運営に関わる。
保険事業部で営業を経験したのち、遠鉄アシストに出向し、創設間もない遠鉄アシスト人材派遣部門を担当しました。組織が小さく未熟ながらも「遠鉄」の看板に期待してくださるお客様に応えようと、人材の採用や育成、派遣先との調整に奔走しました。「総合生活産業」を謳う遠鉄グループは人とサービスが資産。自社以外の場で人材にイキイキと働いていただくことが業となる遠鉄アシストで人事・労務の知識を身に着け、人を資産として運営する難しさ、奥深さを学びました。
2人目の育休復帰後に配属された人事部で、年末調整の書き方を各事業所に指導して回る「年末調整キャラバン隊」の立ち上げを指揮しました。キャラバン隊の募集や教育、スケジュール調整など、稼働までのわずかな期間で業務は山積みでしたが、その多くは遠鉄アシストで日常的に取り組んでいた為、乗り切ることができました。同様に、社員教育の内製化においても、人と仕事を結びつける経験を活かし、講師として若手のキャリア形成に必要な情報や経験を与えていく研修を構築しました。
私が人事に異動した年は、女性活躍推進法の施行とともに仕事と生活を両立する女性を応援する世の中の気運が一気に高まった時期でした。私は産育休手続きの担当として、制度利用の経験を活かし、会社と時短勤務者の調整を行いました。どこまでなら頑張れるか、何が大変か、体験として語れるのは私の強みとなりました。現在、総務課で経営側の考え方に触れる立場ですが、その時と同様、会社の意向と現場の事情を見つめ、誰もが安心して働ける会社であるための、橋渡し役として尽力していきたいです。