/仕事内容デジタルテクノロジーの力で
サービスの改善をする
遠州鉄道本社で経験を積み、
いずれはグループ企業全体のデジタル化にも従事。
今まで学び培った専門知識やスキルを武器に、
さらに磨いていける環境です。
多様な事業を展開している
遠鉄グループ。
遠鉄グループが求めるICT職は
デジタルテクノロジーの力で
サービスの改善をし、
働く人、地域に住む人を
幸せにするための重要なちから。
多岐にわたるグループ事業の中から
解決すべき課題を見つけ、取り組む。
そしてより良い未来に向けて
必要なことを整えていく。
その結果は数字だけではなく、
きっと人々の笑顔が証明してくれる。
私たちと一緒に、夢に描く
理想の未来を実現していきませんか。
遠州鉄道本社で経験を積み、
いずれはグループ企業全体のデジタル化にも従事。
今まで学び培った専門知識やスキルを武器に、
さらに磨いていける環境です。
事業環境の変化による新たな課題、
グループ企業からの相談案件
経営層と近い距離で取り組むべきテーマが
下されたり、
自ら課題を提言していきます。
グループ企業内の
ヒアリング・現地調査
課題解決に向けて現場の状況を
自ら把握していきます。
データの分析・可視化、
コンサルティング、プロトタイプ作成
IT技術を使って分析した結果から
課題解決の提案をします。
課題解決のためのクラウドサービスの導入、
既存システムとの連携や
新たなアプリ作成を企画立案
開発が必要な案件は遠鉄システムサービスや
遠鉄ベトナムと共に
システム開発を推進していきます。
ICT推進課と遠鉄各社との関わり方
遠鉄グループ各社
経営課題
の相談
問題分析
ヒアリング
分析結果
・解決策の
提案
遠州鉄道
ICT推進課
開発・運用委託
アプリ開発
発注など
開発委託
WEBサイト
作成発注など
遠鉄システムサービス
Entetsu System Service
システム開発、
ネットワーク構築、
ITサポート、
アウトソーシング、
OA機器販売を行う。
遠鉄ベトナム
Entetsu Vietnam
ウェブシステムや
スマートフォンアプリ
開発などの
各種ソフト
ウェア開発を目的とし
て
2021年7月に設立。
遠鉄グループの
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し
より豊かな生活をつくるための
大きな力として期待されている、ICT推進課。
ここから生まれるデジタルの力で、
未来を切り拓いていく。
AI・データを活用し、
アナログな運輸業界からの脱却
バス乗務員のシフト作成
自動化プロジェクト
解決すべき課題
毎日2時間ずつ
4日後のシフトを検討
人的な確認・承認作業に依存した
乗務員シフト(50人以上×31日)
作成時間の削減
急な休出を
お願いする・される
ストレス
4日後、仕事なのか
休みなのかわからない
ICT推進課の取組
前月のうちに1ヶ月分のシフトを
“自動作成”する
従業員の勤務状況や休みの希望、
全体の負荷バランスを考慮したシフトを自動作成。
日々の煩雑な作業を大きく削減すると共に、
乗務員の満足度向上に貢献。
現在
今後
解決策の提案
毎日2時間の
シフト検討がなくなる
最適化モデルを使い、
わずか40分で
50人以上×31日のシフトを自動作成
急な休出依頼を
削減
勤務の見通しが
立ちやすくなる
グループ全体の事業を可視化
+予測を可能に
遠鉄グループ
データドリブンプロジェクト
解決すべき課題
月次毎の「結果」のみの
指標しかなかったため
経営判断の材料として不足
ICT推進課の取組
日次の「プロセス」指標データを
「可視化」+顧客の需要を「予測」
スピード感ある経営判断の材料にする
Azureサーバ上にデータ分析基盤を構築。
既存DBとPowerBIを連携させることで、
今までよりも簡単・スピーディに
ダッシュボード作成が可能に。
解決策の提案
遠鉄タクシーでは
顧客の需要を「予測」して
週次の配車計画に活用
売上成長や
収益率の改善
将来的にはグループ全体で
「予測」レベルを高め
質の高い経営を行う
AIを使い整備車両格納時間と
整備士作業時間を見える化
大型車両整備プロジェクト
解決すべき課題
整備レーンごとの
稼働状況が
確認できない
大型車両整備事業において
社外のお客様の受入を増やしたいが
車両の整備レーンの稼働状況が不透明
外部受注
できない
整備したくても
なかなか
空きがない
ICT推進課の取組
利用状況を“データ化”することで
傾向把握やストール稼働率向上に繋げる
カメラ+画像解析モデルを組み込んで
作業者と車両の有無を1分毎に記録し、
「車両ごとの整備の時間軸」ではなく
「整備レーンの稼働時間軸」での
利用状況を見える化。
解決策の提案
整備レーンの
無駄な空き時間を軽減
稼働が増え、増益に
事前に空き状況を予測
空き状況に合わせた
計画的な受注アップに繋げる
発注と受注
のバランス
を改善
効率的に整備を
委託することが
可能に
グループ全体の大きな経営課題解決に向け、
経営層と直接つながりを持ち
様々な課題に挑戦できることで
「やりがい」を感じながら
同時に「働きやすい環境」を手に入れ、
長く安心して働くことができます。
やりがいと成長
ビジネスが多様なため、
データ活用1つ取っても
多様な案件に取り組むことができる
風通しがいい
本社経営企画部直下だから
経営層にスピード良く提案できる
働きやすい環境
テレワークにも対応
柔軟な働き方を選択できる
まだまだ立ち上がったばかりの若い部署。
ICT推進課に関する各種データをご紹介します
社員数
18
※2024年4月現在
平均年齢
30.9
※2024年4月現在
男女比
4 5
※2024年4月現在
平均
残業時間
15.4
※2023年度実績
女性が輝いて働ける
期待のICT職で
自己の能力を発揮。
経営企画部 ICT推進課
春名 舞子さん
2018年入社
春名さんの主な仕事内容
関わってきた
プロジェクト
(一部)
遠鉄グループデータドリブン/乗務員シフト作成自動化/整備プロジェクト/各種申請電子化プロジェクト/経営ダッシュボードの構築
春名さんプロフィール
大学で経済学を学んだ後、手に職をつけたいと考えて都内の銀行系のシステム開発会社に入社し、4年間開発に従事。業種も開発環境も様々な開発プロジェクトに携わる。その後ベンチャー企業勤務を経て静岡に戻り、製造業の社内SEとして10年間、人事・経理システムを担当。遠州鉄道入社後はICT教育担当、データ活用、クラウド活用、Python等、未経験の分野に挑戦する日々を送っている。
仕事の環境や職場の雰囲気は
いかがですか?
遠州鉄道は、本社約2,000人、グループ全体では約10,000人規模の企業です。大きな組織だと課内のチーム間にも壁があったりしますが、遠州鉄道は意思決定が早く、組織の垣根もなく人事交流も活発で、非常に風通しが良いと感じています。企画書の修正を重ね、何重にもエスカレーションをしてようやく1案件通すような世界で長年仕事をしてきたので、立ち話でパパッと話が決まってしまうようなスピード感には未だに驚かされます。
ICT推進課が取り組む仕事は、全グループを対象とし、会社のビジョンにも直結した仕事なので非常に責任を感じますが、その分やりがいも大きいです。
今取り組んでいる仕事は?
変化の激しい経営環境に対応した、データを集約・可視化させる経営ダッシュボードの構築に2020年から取り組んでいます。
ICT推進課では、ITインフラにクラウドを活用しています。Azureサーバ上にデータ分析基盤を構築することにより、簡単・スピーディにダッシュボードを作れるようになりました。これにより、各社の来客数の推移などを日次連携し、必要な人が必要な時に確認できるようになりました。
またICTを活用したグループ各社の課題解決にも力を入れています。運輸事業部の大型車両整備では、整備レーンの利用状況を把握するため、画像解析モデルを使い、整備車両の格納時間と整備士の作業時間を見える化するシステムを開発しました。これを整備レーンの稼働率向上に繋げていきたいと考えています。
今後の目標を教えてください。
今までは、「開発SE」「社内SE」として社内の守られた環境で使用する業務アプリに携わってきましたが、遠州鉄道はサービス業なので、扱う仕組みは一般ユーザー向けのものもありますし、世の中のトレンドにもしっかり乗って行かないといけません。そのためには新しい技術が出てきた瞬間から動向を注視しておく必要があります。この点が「ICT職」に求められるものと、これまでのキャリアとの一番大きな違いだと思っています。私自身に不足している点でもあるので、もっと勉強して引き出しを増やしていきたいです。
起床。朝の家事をこなす
子供を起こす。毎朝超絶不機嫌で手を焼く
家を出る。娘を保育園へ預けて会社へ
始業。業務メール、展示会の情報や最新技術に関するメルマガをチェック
電子化対象帳票についてグループ各社への仕様確認ドキュメントを作成
お昼休憩
確認事項の最終チェック
仕様確認の打ち合わせ
会社を出て、急いで保育園のお迎えへ
夕飯・片付け・お風呂・寝る支度
絵本タイムでようやく寝かしつけに成功
力尽きて就寝
働く女性から見た遠鉄のICT職
女性が働く環境や制度が整い、
安心して生き生きと働ける会社。
遠州鉄道には、私のような働く母初心者から既に子育てを終えた方まで幅広い世代でロールモデルになる女性社員がいらっしゃるため、働いていて非常に安心感があります。同じ女性でもワークライフバランスについては一人一人考えが違うと思いますが、どの価値観でも尊重してくれる包容力を感じます。私は子供がまだ小さく、体調不良など突発の休みが発生してしまいますが、平日休んだ分を土日に振替出勤する等の融通が利きやすいので、ジレンマはかなり軽減されました。ICT推進課は、誰かが逼迫していたら課内の仕事を調整して人をアサインし助け合える職場です。また、地元出身の社員が多いためか家族のような連帯感があり、互いに助け合う関係性が自然と培われている感じがします。
専門職としてのスキルを
どんどん磨ける環境で
日々充実しています。
経営企画部 ICT推進課
那須 雄大さん
2022年入社
那須さんの主な仕事3つ
関わってきた
プロジェクト
(一部)
顧客接点構築のためのデジタルアプリ開発/顧客管理システム開発/業務進捗管理システム開発
那須さんプロフィール
岡山県出身。大学でシステム工学を学習後、大学院にて金属工学へ転向。非鉄金属会社へ入社後、静岡県内にある子会社へ。製造現場の設備・プロセス開発を経験しつつ、製造現場の業務フローの改善にも着手。業務フローの改善において、システム工学での知識を活かし、デジタルによる効率化を進めたことをきっかけに、ICT技術に関心を持ち、独学で学ぶ。ICTの出会いと遠州での結婚を機会に、ICT技術が必要とされ、地域の生活産業を支える遠鉄への転職を決意。現在はシステム化の企画を検討しつつ、開発・運用技術を学習している。
職場の雰囲気はいかがですか?
前職では製造現場の開発・改善等、狭い範囲での業務がメインでした。遠州鉄道のICT推進課では、より経営層に近い立場で、グループ全体の経営課題をデジタルを用いて解決するために、全体を見渡せる高い視座が求められ、前職とは違った責任とやりがいを感じております。一方で普段からチームの意思疎通が取れており、会議の時間が短く、意思決定も非常に速くて驚いています。
また課の特性上、ビジネスやシステムなど個々に持っている技術や知識が異なるため、お互いに技術・知識を共有しようという空気があり、コミュニケーションが円滑で働きやすい職場だと思います。
今取り組んでいる仕事は?
現在、グループ全体でデータの集約や蓄積は進んできているものの、データ分析による予測や、データ分析結果に基づいた付加価値の拡大といった、高度なデータ活用という観点ではデータの収集方法にも課題があります。そこでデータ分析を可能にするために、浜名湖パルパルなどの顧客管理システムの企画立案を進めております。またデータ分析だけでなく、利便性向上も図るため、自動車学校などでデジタルアプリを活用した顧客接点の構築のための仕組みづくりにも着手しています。
最近では、ICT推進課内の価値・成果を明確化するために、クラウドサービスを活用した業務進捗管理アプリの開発・運用を企画しました。デジタルを活用した改善効果の見える化により、グループ全体がICT活用への関心が高まることを期待しています。
将来の夢
私の中では、一本の技術を身につけて極めたいという思いが根幹にあり、ICTの分野で最先端を追い続けたいと考えています。一方で、前職では小回りがきく便利屋的なポジションとして仕事をしてきた経験があり、フットワークの軽さというのは自分の強みだと思っています。
現在は、システムの企画立案を行なっていますが、その先の開発の部分まで横断的に関われるようになりたいと考えています。そのために、開発・運用における技術についても並行して身に着けていきたいです。
起床。妻とニュースを見ながら朝食
出社。最寄りの駅までは歩いて5分です。
会社に到着
始業。メールチェック、今日のスケジュール確認
週報ミーティング
業務進捗管理システムデバック
講習申込管理アプリ修正点まとめ
チームミーティング
お昼休憩
講習申込管理アプリ修正
顧客管理システム概要検討、概要設計
グループ会社定例
終業
帰宅、家事をこなす
妻が帰ってくるまでジムで汗を流す。
夕食・食器洗い
資格の勉強
風呂
就寝